2015年11月17日火曜日

【すくすくスクール保護者アンケート結果発表!】おやつを「希望する」人の割合が、なんと「100%」!

お待たせしました。

先日の記事「2015年11月4日 【緊急保護者アンケート実施!】すくすくスクールに「おやつ」復活するかもしれない?!」について、昨日でいったん締切とし、集計させていただきました。

その結果を、公表させていただきます。


<保護者アンケート実施概要>

■実施期間 
2015年11/2(月)~11/16(月) 
※11/16(月)以降も回答は受け付けていますので、集計値は今後増える可能性があります。


これから回答したい方は、下記のボタンからどうぞ!
 保護者アンケート回答ボタン
クリックするとアンケートフォームが開きます。

■告知方法
①Web(ブログ、Facebook、Twiter等で呼びかけ)
②チラシ配布、口コミ
 
■回答方法
①Web上の回答フォームから入力・送信
②手書きで回答

<アンケート内容>

【質問1】すくすくスクールで、補食(おやつ)の実施を希望しますか?

【質問2】「希望する」方に伺います。おやつの時間は、何時ぐらいを希望しますか?

【質問3】「希望する」方に伺います。おやつの提供形式は、どのような形を希望しますか?

【質問4】そのほか、すくすくスクールについてご意見、ご要望があれば自由にお書きください。

【質問5】お子さんからの意見もあれば、ご記入ください。

※上記のほか、回答者の属性として「小学生の保護者か未就学児の保護者か」「在校または通う予定の小学校名」「お名前」「メールアドレス」を記入いただいています(任意回答)。


<結果>
(2015.11/16現在)

今回、回答数は 79通となりました。

また江戸川区内全73小学校のうち、34校の保護者から回答がありました。(在校または入学予定)

わずか2週間と言う短期間での実施、しかも本ブログやTwitter等での告知のほかは、保護者同士の口コミやメール、LINEといった、非常にミニマムな告知手段しかない私達ですが、ふたを開けてみれば、北は小岩から南は葛西・臨海まで、東は篠崎から西は小松川までと、江戸川区内の広範囲の小学校の保護者の方から、回答をいただくことができました。

ご協力、本当にありがとうございました。


回答者の属性は、下記のとおりです。
①小学生の子どもがいる保護者  28件
②未就学児の子どもがいる保護者 32件
③上記の両方がいる保護者    16件
④その他(OB保護者、祖父母等) 3件

さて、いよいよ結果です。


【質問1】すくすくスクールで、補食(おやつ)の実施を希望しますか? 

希望する … 79件
希望しない … 0件
その他 … 0件




以上のように、全員がすくすくスクールでのおやつを「希望する」と言う結果になりました。

【質問2】「希望する」方に伺います。おやつの時間は、何時ぐらいを希望しますか?

3時~4時ごろ … 73件
4時半ごろ … 4件
5時ごろ … 2件

「3時~4時ごろ」と言うのが、圧倒的な結果となりました。
以前のすくすくスクールで実施していた「5時すぎ」は、やはり「夕飯に響く」とのことで希望する方は2件にとどまりました。

小学校では、5時間授業が終わるのが2:30頃、6時間授業が終わるのが3:20頃です。5時間授業が多い1~2年生と、6時間授業も増えてくる3~4年生で対応時間も異なってきますが、6時間目を終えた子どもたちが合流して一斉に「いただきます」ができることを考えると、3時半過ぎから4時ごろ、というのが、程よい時間帯なのかもしれません。

以下、いただいたコメントです。

「5時以降では、夕飯にも響くので困る」

「以前は、すくすくの生徒が下校する5時頃の補食だったので、夕食時間に近く、不都合でした。一般的におやつを食べる時間、3時半年頃を希望します」

「3時にすくすくに来ている場合は3時、高学年などでそれを過ぎる場合は4時までに済ませる、感じでどうでしょう」

「3時半ごろ。6時までいる学童の子達の補食にちょうどいい時間だと思う」

「やはり、おやつは共働きの家庭で家でおやつを食べに帰れない子供の事を考えて、6時まで学校にいなければならないような子供に向けて考えてたい」

「学童を利用する層の家庭環境からすると、夕食の時間帯が19時頃になることも多いと考えられる。そうなると、一般的ないわゆるおやつの時間である15時ではやや早く、逆に16時よりも遅いと夕食に影響が出ることも想定される。こうしたことから、16時前後が妥当だと考える」

「3時半ごろ。保育園でもそのくらいだったので。夕飯に支障のない時間であげるのがよいと思います」

「ウチの息子(小2)は 家に帰ってきたとたん、お腹空いた!とか 言うタイプなので 3じ半頃までに あると嬉しいです」

「3時か3時半ごろ。高学年の子も揃う頃にみんなで一緒に出して欲しいです」

「保育園であったおやつが、小学生になったとたん、無くなり。お腹を空かせた子供が、お腹が空いているのにどうしておやつが出ないの?家に帰りたいと言うのを、なだめながら仕事をしています。区外に勤務している関係で、まさか自分の住む江戸川区におやつが無いとはさらさら考えていませんでした」


【質問3】「希望する」方に伺います。おやつの提供形式は、どのような形を希望しますか?

以前のような形式(※)で … 57件
※保護者が費用を負担。すくすくスクールで提供
子どもが毎日持参 … 13件
親が週末などに持ち込み … 1件
その他 … 6件

「費用を保護者が負担し、すくすくスクールで提供してほしい」と言うのが、圧倒的な結果となりました。

以前のような形式を希望する理由の一つに、今回、江戸川区が提示している「保護者の責任による補食持込み」は、様々な問題・課題をはらんでいることが挙げられます。
その理由は、寄せられたコメントに多く指摘されていました。

「全国の学童保育でなされている方法を参考にしてほしい。毎月おやつ代を支払い、みんなで同じおやつを、または季節や行事にあったおやつを提供してほしい」

「補食代を別途支払い提供を希望したい。お菓子ではなくお握りやお団子などを希望します」

「補食代を払うので、スクール側で提供していただきたいです。個々で持っていくのも良いと思いますが、人によって量が違ってくると思いますし、統一するのも難しいかと思います。 また、個々で持っていくことにすると、規定の時間以外にもこっそり食べる子が出てきたり、おやつ交換などを知らぬ間にしたことでのトラブルなど、数々のリスクが目に浮かびます。 アレルギー児がいた場合の対応が大変かと思いますが、低学年のうちは特に、羽を伸ばしたくなりやすいこともありますので、おやつの様に全員で行う活動がある際は、出来る限り全体で統一されたものにするようにしていただきたいです」

「補食代を支払い用意してもらいたい。 いろんなお菓子を持ち寄ることで、こども同士が分け与えたりしてしまい十分な摂取が困難になりそう

持参だと個人差が出るので、以前のように補食代を支払う形式が良いと思います」

「補食代を支払ってすくすくスクールで提供してほしい。 持参にすると(各自の品が異なるので)こどもがあげたりもらったりをすることになり、トラブルになる可能性があるから。(あげたのにお返しがないとか、アレルギーのものをたべたとか、食中毒になったなど)

「持参だと、管理する側も持たせる側も確認など負担になるし、個人差も出てしまうので、補食代支払い提供して欲しい」

「親が補食代を払ってスクスクがおやつを提供する。皆んなで同じモノを食べた方がケンカにならなくてよいと思います。同意が得られないご家庭だけ、家から持参すれば良い」

「(持参だと)食材により衛生面や食べ物が悪くなっていても、子どもはわからず食べてしまうなどの心配がありますまた家庭により、おやつの内容に格差が出ます。子どもたちには平等に食の質を与えるべきだと思いますので、各家庭から持ち寄りは多くの課題を要します。以前のように、補食代を支払ってすくすくスクールで提供していただきたい。この方が一番安心できます。ただしおなかを満たす的なスナック菓子を5時ごろ出す等は反対です。栄養と子どもの成長のことを第一に考えて、良質の「おやつ」を適切な時間(3時半ごろ)に提供していただくことを強く希望します」

「できれば、補食代を払って、以前のようにみんなで同じ物が食べられたらいいと思う。(すくすくスクールで提供、もしくは業者委託もあり!?) 

「持参にすると、親の良識にゆだねる形になるし、持ってこない子、持ってこられない子が出るなど様々な問題が出るのではないか?お友達とオヤツ交換が始まったり、取った取られたなどの問題も出る。 学童クラブ時代のように、親が費用を負担し、すくすくスクールで一括で提供してほしい。他の自治体の学童クラブをよく研究してほしい」

「以前のようにすくすくスクールで提供してほしい。なぜなら、子ども同士、何をもってきたなど張り合ったりしそうなので。 また、夏場など鮮度低下も気になるため。 でも、出来ないなら、毎日補食をもって行く形でもよい」

「補食代を支払って、すくすく提供を希望。 毎日おやつを持って行くようになると、すくすく以外の学校休み時間に交換したり食べたり等の学校生活での乱れが少しづつ出てくるのではないか?」

「補食代を支払ってすくすくスクールで提供していただくのが一番ですが、衛生的かつ公平に(各自持参する際)みんなが食べられることがいいなと思います。持ってくることを忘れたり、栄養的にかたよったりしそうなので、すくすくスクールで提供していただけると安心です

「一番の希望は補食代を払ってスクールで提供いただくこと。 ただし、スナック菓子ばかりだと虫歯の心配もあるので、内容次第では週に一度親がスクールに預ける形をとりたいです。 場合によってはスクールに通わせる親が交代でおやつの買い出しをしてもいいと思っています。 そのくらい、おやつの質は大事です。 またおやつと同様に麦茶の提供を希望します。夏場は水筒のお茶だけでも足りない時があると思います。 補食代が値上がりしても構いません」

「以前のように補食代を支払って、すくすくスクールで提供するのが理想ではと思います。 どうしても、すくすくで補食の提供が出来ないのであれば、補食を持参するくらいは、仕方がないと思います。そのくらいは区も譲歩すべきではないかと思います」

このように、「保護者の責任による持込み」は数多くの課題・問題を抱えおり、現実的な実現の形が見えにくいものになっています。

今回の江戸川区の提案どおり「あくまで保護者責任による持込み」案だけの検討では、相当慎重な議論を繰り返さないと、いずれ、「持ち込みはおやつの用意が面倒だ」「いろいろ問題が多いから、うちはなくていい」など、「おやつはなくていい」という保護者も出ることが予想されます。

やはり、廃止前の元々の提供方法…すなわち、希望する保護者が実費を支払い、すくすくスクール(学童クラブ)で同じものを提供する、という形が、子どもたちのおなかを満たすには、最善の方法でしょう。実際、全国の多くの学童クラブでは、昔からこの方式を採用しています。


また、「持参」と回答したからは、次のような案をいただきました。

「おやつ袋(体操着袋のようなもの)を各々用意して、毎日おやつを持参し、朝からおやつの時間までは学校もしくはすくすくスクールで預かってもらうのがいいと思う。 その場合、遠足のように一定の金額もしくは量についてのルールは設けるべき」


補食代払っても子供が食べないで残飯が出てしまうことが問題の一つとしてあげられているのなら、子供が食べられるものを保護者の責任で持たせる。
お菓子類では、結局すぐにお腹減るだろうし栄養面でも心配なので、おにぎり、パンなどに限定してもいいと思う。

何も無いよりマシ」




そして、「その他」の回答には、下記のような案もいただきました。



例で挙がっている3つどれでも構いません。 保護者とすくすくの契約でなく、保護者と外部給食業者との契約でもいいです。ヤクルトおばさんみたいなイメージで地域のつながり活性化にならないかしら」


【質問4】そのほか、すくすくスクールについてご意見、ご要望があれば自由にお書きください。

上記の質問についても、ほとんどの方がたくさんのご意見を書いてくださいました。

こちらも早急に公表したいのですが、今回は「おやつ」に絞ってお伝えしたく、割愛させていただきます。今少しお待ちください。


【質問5】すくすくスクールについて、おやつについて、こどものいけん

今回、お子さんの意見もいただきました。保護者以上の、まさに「当事者」からの声です。

「おやつが欲しい。もうちょっと静かなほうがいい。集中できる環境がいい」

「とても楽しいです」

「おやつがないなんて、いやにきまってるじゃん。そんなところで、18じまで、まいにちすごすなんてたえられないよ。だれがおやつナシなんてきめたの?ひどすぎる。きめたひとは、いじわるなひとだね」

「夕方はとてもお腹が空きます。すくすくでの補食はとても楽しみでした」

「今は保育園の年長です。来年小学校に行くのを楽しみにしています。今は毎日保育園でおやつを食べています。両親が働いているから、学童に行くけどおやつが出ないと聞いて、心配しています」

「教室(すくすくスクールホームルーム)が狭くて、落ち着いて勉強が出来ない」

「違う学年の子とも遊べて楽しい」

「レゴをふやしてください」

「もっとたくさんのイベントがあったらいいです」

「おやつがないのは、嫌です。 すくすくでおやつが食べられると良いのに」

「楽しい。6時までいたい」

「おやつを持って行きたい。友達とゲームで遊びたい」

「カレーパーティーとかまたやりたい」

「うんていを頑張ってやったあとは、お腹が空くので、なにか食べたいです」

「こどもがおおくてせまい」(1年生)

「男の先生もいて欲しい(若い人)。サッカーを一緒にやりたいから。おやつがあったほうがいい。おなかがすくから。外で遊んだあとにたべたい(4年生)」

「おやつはおちついたところで食べたい。ワサワサしているところでなら食べたくない。おやつはメニューによって「今日は食べる。食べない」を自分で選んで決められたらうれしい」

「シルバニアの人形と家が古いので、新しいのに変えて欲しい」

「校庭利用時間を延ばしてほしい。特に冬は短くなり、遊ぶ時間がほとんどない」

「テーブルが足りない。遅くいくと、テーブルが満席で、お絵かきしたくても入れずにできない。すくすく利用子ども数に対して、すくすくの遊べる場が狭すぎる。きゅうくつ。」(1年生)

「夕ごはんまでが長すぎて、お腹がへるし疲れる」

以上、すべてをご紹介しきれていませんが、まずは結果を皆様にお伝えしたく、取り急ぎ公表いたしました。

この生の声を、江戸川区はどう受け止め、どう応えるのか?

私達江戸川区民は、粛々と成り行きを見守っていきましょう。

すべては、子どもたちの幸せな育ちのために。親も、行政も、「大人の事情」はさておき、子どもを真ん中に据えて、前向きな議論を重ねていければと思います。

本件は、引き続き当ブログでお知らせして参ります。何卒よろしくお願いいたします。

~ お願い ~
本アンケートの内容・結果等の情報は、すべて「えどがわ学童保育フォーラム」に所属します。資料として内容を引用・利用する際は、必ず事前にメールにてご連絡ください。無断引用・転載・改変等はなさらないよう、重ねてお願い申し上げます。


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